Citrix Presentation Server 4.0がリリースされたことに伴い、Citrix MetaFrame Presentation Server 3.0(以下、MetaFrame 3.0)をアンインストールしようとしたらはまったので、記録として残します。
MetaFrame 3.0をアンインストールするには、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」を使って、MetaFrame本体,Web Interfaceなどを一つずつ削除します(これも統合インストーラにならない物かと思うのですが)。ほとんどのアプリケーションは問題ないのですが、「Citrix Access Suite ライセンスサーバ」を削除するときに、JDK 1.4を要求するため、環境によってははまります。
私の環境には JDK 1.4.2_07がインストールされて、環境変数PATHの先頭にJDKあったにもかかわらず、「JDK1.4を入れてくれ」という無情なメッセージ。原因はといえば、JRE 1.5 Update 2も一緒にインストールされていたためでした。そこで、インストーラをだますために以下のレジストリを修正します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\JavaSoft\Java Runtime Environment
このキーを開くと、CurrentVersionという値が登録されているはずです。このデータが1.5になっていれば、1.4に変更します(もちろん、JRE 1.4もインストールされていることが前提です)。そして、もう一度「Citrix Access Suite ライセンスサーバ」の削除を実行すれば正しくアンインストールが実行されます。
べたにこの値を見て、「1.4じゃなければ~」という判定をしているために発生しているアンインストーラの仕様ですね。MetaFrame 3.0リリース時点ではJDK 1.5はリリースされていなかったはずなので、仕方ないかなと思いますが…。