黒博物館スプリンガルド
気がついたらもう発売。月日のたつのは早いものだ。
うしおととら、からくりサーカスなどでおなじみの藤田 和日郎さんの中編。からくりサーカスとかは付いていくの大変だけれど、これは一冊だし非常に読みやすいです。
犯罪者の証拠物件を集めた黒博物館に収蔵されている、切り裂きジャックならぬ、ばね足ジャックの足。捜査を担当したロッケンフィールド警部がその証拠品を見にやってくる、なぜばね足ジャックは現れ、突然やめたのか、なぜこの足が残っているのか?という昔の事情を語り始めます。
あとがきによると、このお話は元ネタがあって、「ロンドンの怪奇伝説」という本だそうです。こちらも興味が出てきました。
シャイな主人公が最高ですね。
aisbn:4063726304黒博物館スプリンガルド (モーニングKC)