王様の仕立て屋～サルト・フィニート 25巻

この巻はほぼ全編靴の話ですね。靴もたかいんですよね～一足だけオーダーで作ってもらいましたけど、けっこうしました…もちろんソールなどを交換すれば長期間使えるし、足にあっているので、ちょっと特殊な足型の方などはお勧めします。特に気になった話は「終盤の魔術師」と「荷風の下駄」ですね。「終盤の魔術師」はビジネスマンがやっちゃいけないスーツの着こなしその１、「白のソックス」。さすがに会社で見たことは…ないですが、以前電車の中でくるぶしまでしかないソックスをはいて会社説明会と思われるイベントに参加しようとしていた人は見たことがあります。あれは…だめだろ(^^;。｢荷風の下駄」は日本人とそれ以外の人たちが靴を脱ぐ脱がないにまつわる話。オシャレなイタリア人が日本にやってきて靴を脱いだら靴下がつぎはぎのもので大いに恥をかいた話。まぁ日本だと穴があいているような靴下は間違いなく恥ずかしいですねぇ(^^;。西洋のほうでは自分で繕うとか？いまどきやるのか…今は三足千円のものも珍しくないですしね。安い靴をつぶすまで使うのもいいですが、見栄えのよさそうな靴の一足くらいはあったほうが押しだしがよいですね。でも女の子ってそんなに靴見ているのかなぁ？