王様の仕立て屋~サルト・フィニート 26巻
一言でいえば、女の戦いが勃発したお話?
この大不況で仕立て業界も大変になり、オールイギリス製を誇りにしていたサヴィル・ロウも妥協を迫られることになり、生地を囲っているため、ジラソーレには生地が手に入らない。その代わりになるような生地をロンドン支店長が手に入れに来てユウのところでなぜか内弟子修行を始めた…という感じ。
そうなると黙っていられないのがパリ支店のエレナ店長(^^;。靡かないはずだったのに~ということでいてもたってもいられなくなり、ナポリまで飛んでくる。
女の嫉妬、世界経済状態、相変わらず外連味のあるユウの仕立て。本格派になるのかな~と思っていたけど、やはり彼にはこういうけれんのある話のほうが話が転がりやすくて面白いですね。
一度はエレナがわだかまりを解いて帰国したけど、まだまだ続くようです。