万能鑑定士Qの事件簿6
1,2を紹介していきなり6ですが、3,4,5も読んでます。どれも面白いですよ。
今回の相手は女性詐欺師というか、万能贋作者雨森華蓮。しかも法律のギリギリを歩いていて、今まで主犯格になっていないから警察もマークしかできておらず、おいそれと手が出せないという相手。
最初は某ブランドのそっくり酸を作ろうとしたけど、外部の鑑定士や専門家(自分でもできるが一応専門家の意見を聞く)の意見を聞いて、ものすごいレベルの贋作でないとあっさりポイ。序盤でそんなかわいそうな服飾工場が出てきて、雨森のすごさを際立たたせます。
警察が莉子をおとりに使って、新しい贋作の対抗馬に仕立てようとするけど、依頼はどうも変なもの。莉子が得意とするものは問題ないけど、紙幣が何枚手の中にあるかとか、落ちた時の音でものをあてるとか、小物が誰のものかあてるとか、およそ鑑定の力を超えたようなものばかり。
一泊して帰されるけれど、そこから先が雨森の遠大な贋作作りの始まりとなるのですか。うーん、確かにこれは引っかかるかもしれませんねー。やはりネックというか、人の盲点は意外なところにあるという感じです。