砂の栄冠1巻
創立百周年の県立高校、かつてないほどの超高校級エースを抱えたチームが決勝まで勝ち上がり、あと一人…というところで、エースが崩れ、甲子園出場を逃してしまいます。
控えのピッチャーはエースの変調に気付いたものの、効果的な声がけもできず、敗北したことをなんとなくわかっていたけど、ではどうすればよかったのかと悩む姿が主人公らしい。
そして、高校の練習を見に来ていた常連のおじいちゃんが「あの監督ではだめだ、老い先短い私が持っていてもしょうがないし、君に一千万円あげるから、これで甲子園に行ってくれ」となんとも棚からぼたもちな話。
この一千万円を使って甲子園を目指す…わけですが、ドラゴン桜とか、エンゼルバンク、透明アクセル(これも割と好きでした)に続くお金とちょっとした思考方法の変化をうまく使ってみよう!ということを教えて…くれるのかな?一つだけ気になる点といえば、(もうちょっと先の話ですが)甲子園に見に行って、常連おじちゃんにいろいろアドバイスされてから先、悟ったように気づきすぎのところかな。
そこに目をつぶれば楽しめそうです。