王様の仕立て屋29巻
いやぁ、久しぶりに出たと思ったのに、クロード君かわいそうw。いやもっとかわいそうなのは審判か…。
さて、紳士服も各大陸あちこち行った、もうやること何があったかなと思ったらまだ時計があった。というか、時計って…服以上に大変じゃないですか。
しかもクロード君が振られたお嬢様が駆け落ちした相手が時計技師。そこから服と時計のコーディネート。時計の設計は素人目にも大変そうに見えます。ほとんどのブランド(グッチとか)の時計も中の機械部分(ムーブメント)は買っていることからもわかります。この辺はしょうがないよね。
服を数日とかいう単位で仕上げるユウもいい加減無茶ですが、この駆け落ちした(押しかけ女房)の時計技師も数週間程度で時計の設計を一から作り上げるという無茶。漫画ですから…。
それにしてもスイス関係の小ネタリアルです。ハイジのおじいさんは昔ナポリで傭兵やっていたという設定とか、兵役があるスイスでは各家庭に自動小銃があるとか。
時計編は連載でも続いていますが、結婚を認めてもらうための時計作りのハードルがどんどん上がってます。まぁ時計の最高峰と言ったらあれかなと思ったら、ほんとにあれが出てきて…作れるの?
きっとそんな話題になるだろう30巻も楽しみです。