テルマエ・ロマエ 二巻
前回はいろんな風呂の紹介でしたが、今回は風呂の活用方法を紹介する話ですね。古代ローマはあけっぴろげだったんですねぇ…昔の高貴な人は羞恥心がないといいますが(奴隷や侍従に着替えまでさせていたからとか)。
遠いローマと日本で同じような男根崇拝があるのも興味深いですね。
ローマ五賢帝のハドリアヌス帝って男色趣味でしたか。それは後継者ができないよなぁ。それに伴ういろんなしがらみとかで後継者を養子にして、実はさらにできる五賢帝最後のアウレリアス帝はむちゃくちゃで来た人であることをにおわすエピソードも含まれてお買い得(?)。
ルシウスは単に名声だけを求めていたんじゃなくて、ローマのためと思って新しい浴場作ったらそれが古い浴場のためにならなかったとか。しかしそれもスタンプラリーという手ですくってしまうルシウス。でもスタンプラリーくらいありそうな気もしたけどなかったのか、神様を使うというアイディアがなかったのか。
キリスト教今でこそ三大宗教の一つですけど、基本的に2000年そこそこの新興宗教なので、かつては多神教のほうがメジャーだったんですね。