グラゼニ4巻
無事之名馬。その通りですよね。プロでやっていこうと思ったら体調管理も重要な仕事。特に毎日投げてほしいような中継ぎの人は毎日スケジュールを当てにできるということが重要であろうことは私にもわかります。
ひょんなことから中継ぎから先発投手になれるチャンスをつかんだ凡田だったけど、意気込みすぎてクロスプレーで骨折して脱落。試合中のクロスプレーはまぁ仕方ないけど、大車輪で働いていた凡田にとっては納得できない。
幸いにしてチームが優勝争いしているので、終盤に復帰して優勝に貢献すれば査定ポイントが大幅増ということで、がんばる凡田。そして練習では調子がいい、しかしプロらしからぬ勝負弱いというか、プロの執念にかけている同期の樹。
樹は悲壮感がないものの練習でよく打っているので、終盤で昇格。しかしこれが打てない。ところが臨月の奥さんと一時的に離れることで打てだしてしまう。
優勝争いの最後に凡田が打たれてしまうけど、それを逆転したのが樹のホームラン。みんながちがちなのに、一人だけ奥さんの出産が気になってかえって集中できなかったのがよかったと。そういうものですかー。私も奥さんの出産待っている間はほんと気が気じゃなかったので、こういう高度な集中が必要なものだとわかる気がします。
一遍だけナッツ(凡田)の高校時代の話。当時からプロ向け性格だったんですね。
