乙嫁語り 4巻
乙嫁…乙とついているのだから、とつい想像してしまうんですがそのイメージを完全にぶち壊すような双子の姉妹登場。双子だから～というステレオタイプそのまんまの二人のかしましさはほほえましい。当事者になると考えるけど。
双子の姉妹の婿探し(?)がなかなかあれ。なかなか進まない父親の婿探しに業を煮やしてあの手この手。こんな人いたんでしょうかね…周りの母親とか親類縁者も似たような手段で強引に結婚しているシーンがありましたけど(^^;。
スミスは医者と騙った(?)ことにより、食うものと寝るところに困らず。しかし遊牧民たる案内人アリは肉と米が食べられなくて不満そう。確かにそうかもなー私もどっちかだけだと飽きますしね。最後のお母さんの花嫁修業スパルタひどい(^^;。超短期で教え込むとあんなわがまま盛りの娘はどうしようもない(^^;;。
この時代のこの辺の風習は奥さんと旦那さんの財布は別で、持参金と結納はそれぞれお互いの財産になるんですか(あとがきより)。それはお互いの家決して譲れないですねー。昔から知っている中だから負けてくれ、そうもいかんと丁々発止。結局負けたのかな？
番外編はトルカンの初めてのお馬さん。馬は友であり、かけがえのない家族なんですね。最後のお父さんが馬に対して言い訳するシーンなかなか笑えます。次はいつかなー。最後の引きもちょっと意味深ですね。
