もやしもん12巻
とうとう日本酒の暗黒面に踏み出すのですか。
そしてなんと、来年から五木ゼミに入る予定の女子高生の実家は造り酒屋で、なぜか日本酒を嫌っている。昔から続くけど、今は細々と運営している造り酒屋。
嫌っている理由がどうも「大人の事情」でできた日本酒システムっぽいんですかね?逆桶買いとか許せないと。大きなメーカーが樽ごと買い上げて大手の販売網で売る、というのはまだしも、大手が買ったお酒をさらに別の造り酒屋に売る逆桶買いは許せないと、なるほどねー。
そして日本酒が斜陽だと。私の知り合いでも飲む人はいるけど、多くなはい、かな。
ワインの評価は加点方式、日本酒の評価は減点方式というのも知りませんでした(ほんと?)。ワインはちょっと癖のある味でも「個性」として加点されるのに対して、日本酒の場合は減点対象になると。まんま人間の評価と同じですねというか、同じ人間がやるんだからそうなるか。
説得するほうもされるほうもちょっと意地の張り合いっぽい感じになっていますけど、どこに落ち着くんでしょうか?
特別版の付録は発酵食品と金の紹介ですね。つい買ってしまいました。表紙はなかなか豪華、中藻カラーで字がやや小さいですが、見やすい。