チェイサー1巻
手塚治虫創作物語関係の二冊。ブラックジャック制作秘話、とありますが手塚治虫の制作の化けものじみたエピソードが秋田書店の編集者のエピソードという話で語られます。後で聞いた話ばかりだけど、ほんとかーと思うような話ばかり。
そしてそんな手塚に内心とても憧れる同時代の海徳光市という作家(もともと戦記物語をかいていた)の物語。手塚が多くの連載を抱えていると聞けば自分もやってみるし、実際どんな手段で描いているのかこっそり編集者と入れ替わって観察氏に行く。
動画をやっていると聞けばどんなものか見に行く。奥さんをもらったと聞けば自分も結婚する。さすがに博士号をとるのは無理だけど(^^;、そんな涙ぐましい一方的なライバル視の追いかけっこが非常に微笑ましい。
ブラックジャック創作秘話を読んだらこれも合わせて読むと面白いですよ。
