王様の仕立て屋9巻～サルトリア・ナポレターナ～

大酒のみで肝心な時にミスをする高級ホテルウーマンのニナ。一度やらかしたことは二度ある、ということで緊張しているときに限って高級コートを安物のコートと取り違えるという大失態を犯す。

お客さんは父親から相続した大切なコートを紛失されたとカンカン。訴訟まで起こすと息巻いているが、コートが必要になる時期までに取り戻せたら不問にしようかという状況でコートをどうやって探す？と悩んでいるところにひょんなところからコートを間違えて持っていってしまった人の手がかりをつかんだところから物語が転がっていく。

今回もまたコートの早仕立てを繰り返すユウ。それぞれエピソードがあって非常に面白い。コートも最終的に戻って万事めでたしめでたし。いろんなコートがあるもんですが、確かに日本だとバルマカーンがほとんどですね。私のもそうだった…次買うときはほかのものも考えてみるかな？

女性が着るコートの価格は不動産のような価格、という話もおまけ漫画にあったけど、そういうのはたいてい動物の毛皮で昨今厳しいような？