とめはねっ!最終巻。青春の書道活動もこれにておしまい。縁の書道も精神も成長著しいです。
さすがに書の甲子園で最高の文部科学大臣賞ではないけれど、二番目の大賞をとるまでに成長して、また書いた言葉がこの作品の一連のストーリーを思い出させるものになってちょっとじーんときます。
席上揮毫でもへたれな縁らしく、結希に手伝ってもらって作品を完成させるところとか、いいこといったのに結希に全部持っていかれるとか、縁らしい。結希が柔道部と再度掛け持ちすることになる柔道の大会の決勝でも佐鳴高校女子柔道部監督として石塚今日子選手の母として登場するところとかちょっとにやり。こういうところは同一作者の大体同じレンジの作品なので楽しめます。
ひたすらマイナージャンルにスポットを当てて、面白く題材にされる河合先生の次は何でしょうね。というか、次は電子書籍で…この作品は書道ということもあって紙にこだわられたのかもしれないけど(あとがきにもそれをにおわせる言葉があったし)。
とめはねっ!鈴里高校書道部 14 (ヤングサンデーコミックス)
- 作者: 河合克敏
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/05/29
- メディア: コミック
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