あらー3巻で終わりとは細野先生の割には早く終わっちゃいました。もう少し話を転がせそうだったのに、急転直下で話をたたんだ感じがします。
反対勢力の妨害工作でシェールガスの採掘がダメになったかとおもいきや、大佛の素人ならではの発想で、妨害の振動を利用して地底探索を行うとなんとシェールオイルが眠っている可能性があることが発覚。妨害工作側のしっぽも掴み、一転亀和田常務派の目論見をはずして、熊代常務が逆転劇。
シェールオイルのために新しく契約し直そうとするものの、党幹部は新しく契約を結ぶにあたり、四井グループと天秤にかける模様。しかし、ある中小企業を探してくれたら強力に日の丸物産を推す、という何やら怪しげな。
空調設備の会社の買収かとおもいきや、その会社を立ち上げた初代社長は実は空母のカタパルトを戦時中に設計して、日本にこっそり持ち帰っているという人。そして大佛はその工場に幼少時代世話になっていたと、人の縁はわからないですね。というか、このへんまでうまく人間関係を転がしておいて本当にもったいない。
熊代常務は売れるものは何でも売る、というポリシーから商社のタブーである軍事物資があることをお構いなく売ろうかとしたところで、大佛が反旗を翻して、亀和田常務にチクリ。これで熊代常務は失脚…大佛もだらーんとしたけど、次の活躍はあるんでしょうかね…良いネタだと思ったんですが。結構残念。細野先生次回作も楽しみにしています。
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