kkamegawaの購入記録

漫画、小説、映画や買ったものの記録をつらつらしていきます。昔は一部技術情報もありました…

コウノドリ 12巻

妊婦にとって身近で凶悪な敵は太りすぎ。個人差もありますが、増えても10kgくらいまでが望ましいとされているようです。子供の大きさは3kg程度なのに…。しかし、つわりの時期を過ぎると猛烈に食欲が出てきて、さらにだるいなどの理由で動かないから加速すると。そんな妊婦さんの話。太りすぎると高血圧障害で命の危険も出てきます。

食べないのはよくないですが、適度に運動ないと…って、一人目ならまだしも、二人目だと難しいですよね。

研修医としてやってきたゴロー先生もいよいよ独り立ちの第一歩として、執刀することに。もちろん低リスク妊婦…のはずが、術中に妊婦さんがアナフィラキシーショックを誘発。どうも手袋のラテックスらしい。しかし、出産の手術中でほんとによかったという一安心。ゴロー先生って、別漫画のテル先生みたいに持ってる?

三話目は下屋先生の転科の話。ピンチヒッターで入った夜勤のバイト。その病院には11巻でもあった、切迫早産でたった一人入院されている同い年の患者。切迫早産はただひたすら出産まで完全安静でじっと耐えるしかない。しかし、ふつうの病気と違って出産すれば確実に治るというゴールが見えている数少ない症状。

妊婦さんはちょっと違和感があるけど、すぐにどうこならないだろうと判断して週明けまで検査を持ち越したものの、翌日急変。原因は甲状腺によるもので非常に珍しく、後のカンファレンスでも「仕方ない」で終わったけど、割り切れない下屋先生は救急に転科して、もう少し全身医療を学びたいと決意を新たにするも、同じ医療でも全く違う救急にかなり落ち込み。

私の仕事もお客さんによっては全く違う常識を相手にしないといけなくて、部署を移動するというのは結構なリスクです(といいつつ3回異動したけどw)。救急はとにかく命を救うことが最優先で、妊婦さんが救急に運ばれてきたときはどうしても弱いので、そこで自分の存在意義があるんじゃないか?と考えた下屋先生の未来はどうなるんでしょうね。

コウノドリ(12) (モーニング KC)

コウノドリ(12) (モーニング KC)