最初に姉妹妻の話の落穂ひろいをやってから、パリヤさんの結婚編が始まります。
パリヤさんの嫁入りも例のアミルさんの実家の襲撃のためパリヤさんの家とともに嫁入り道具の刺繍した布などが一式消滅。実際どのくらい縫うのかといえば、大物小物合わせて100枚(!)くらい。通常3~4年くらいかかるんだそうな。もちろん得意な人なら早いんだろうけど、刺繍が苦手なパリヤさんなら…ということらしい。
パリヤさん一家はアミルさんのところに居候しているので、必然的にアミルさんたちの指導を受けることに。自分だけのためではなく、誰かのためにと思って刺繍をすればいいのではと曾祖母の意見を取り入れて、結婚(予定)相手のことを思うと、なぜかよくできる。みんなが感心するくらいに。
そんな折、パリヤさんの結婚(予定)の相手が手伝いにやってきて、いいところを見せようとするものの、やっぱりうまくいかないパリヤさん。誰か手ごろな手本を見つけて、その通りにまねすればいいのではと思っても、近場で理想はアミルさん…だがこれは理想が高すぎ、同年代というか、年下なのに、しっかり者にみえる女の子に狙いを定めて、付きまとう姿は…ストーカー?
そんなつけられている彼女は不思議に思って聞いてみると、これまたパリヤさんらしく、つっけんどんな対応をしてしまうパリヤさんかわいい。
しかし相手もともすれば優柔不断に見えてしまう自分がちょっといやになっていて、パリヤさんをうらやましく思っているというのは隣の芝は青いというのそのまま。お互い自分にないものにあこがれるんですな。
結婚話、ほんとにうまくいくんでしょうか(行くんでしょうけど)。そしてアミルさんの実家は厳しいところでの生活を余儀なくされるようだけど、この先どうなるんでしょう。
今回は刺繍があちこちでて、いつも以上に書き込みが激しいですが、森先生大丈夫だったんでしょうか(^^;。
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