お久しぶりのハンター。この巻から主役がゴンからジンに移行する感じですね。ドラゴンボールでもイマイチうまくいったとはいいがたかった主人公の交代…といってもこちらは子から親に、という感じですがうまくいくんでしょうかね。
さて、主人公を引き継いだジンはかねてから自分が楽しみにしていた暗黒大陸への渡航がネテロの息子を名乗る男にかっさらわれて面白くない。ついふらふらとパリストンのところに赴き、自分をNo2にするかわりにみんなに金を払う、いうことも聞かなくてもいい、でもNo2にして、まぜろと無茶を言う。
パリストンは彼の思惑があり、同じタイプのジンがいると面白くない。そして暗黒大陸は非常に危険なところ、あれだけ苦労したキメラアントがかわいく思えるくらいの訳債レベルでV5は希望者がいても応対しない、という方針。
しかしそれは表向きの話。裏としてはカキンのV5加盟を認めるかわりに見つけたものの権利はカキンを除くV5で分配。渡航を認めると。新しく十二支んに加わった頭脳チームのクラピカによると裏切り者がいると。ただ、これは前会長ネテロへの裏切りではない、単に順番の問題でそれを見つけるのがクラピカの能力。使い勝手いいけど、万能じゃない。
クラピカはクラピカで最後の仲間の目を取り戻すためにカキンの王子に近づく算段を始めるが、クラピカがマフィアの娘から取り返した目ってコルトピが作った複製じゃなかったっけ?コルトピが能力解除したらどうするんだろう。
さらにはカキンの王子たちも一癖どころか100癖くらいありそうな面々で、呉越同舟よろしく同じ船に乗って、最後の一人になるまで殺しあうですマッチ。クラピカは人気の王子に近づくつもりが最も縁遠そうな王子(というより赤子)のガード。このずれた思惑は吉と出るか凶と出るか…暗黒大陸はどんな感じなんでしょうね。
次も早く出ないかな
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