岸京一郎先生の病理医の後輩だったけど、病理から研究職に移った手嶌さんがご挨拶にやってきて、にわかに活気づく壮望会病理科。難しそうな症例を見ている岸先生。症例を当てるクイズでまた差を見せつけられる宮崎先生。ほんとにプレパラート見て年齢とかわかるのかな…。
しかし、結構な難症例のようで、手嶌元先生と宮崎先生で岸先生の鼻を明かそうと試みるも、見事に撃沈。過去の岸先生の話もちょっぴり解説。基本的なところから診断を付けていくものの、あっさりその上をいくというか、手嶌先生たちが全く予想もしていなかった症例を付ける岸先生。
過去にも世界で200例かそこらしかない症例をつけて差を見せつけられた過去がフラッシュバックする手嶌先生。それには岸先生にも非常に苦い過去があったからだったと。そして、岸先生は生粋の病理ではなく、他から転科してきたので他に行く場所のない覚悟の差だったようで。とはいえ、それを見せないひょうひょうとした岸先生。
そしてさらに友人を救えなかった…なんといっても、世界初の未知のウィルスという、診断をつけようがない苦い過去と「とりあえず汎用的な薬を与えておけばOKOK」という指導医に我慢がならなかったという決意だったわけですね。
そしてそんなところに転院してきたのが、「先生」と呼ばれる小児の末期がんに侵されてしまった、少年。彼はずーっと病院で過ごしているので、大人っぽく、大人に好かれるすべを知っている。告知する派としない派に分かれているけど、肝心の患者は?
さて、岸先生がつける診断(といっても確定しているんですが)はどうなるんでしょうね。
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