銀の匙 2巻
八軒君のピザ作成イベントの巻。
携帯電話のアンテナも普通に立たない田舎らしく(それでも八軒の住んでいたところはそれなりの地域だったのかな)、誰も宅配ピザ食べたことがない。そこで食べたことがある八軒が作ることになっちゃった。
しかし材料を買おうとするとやっぱり高い。しかしそこはさすが農業高校。肉から小麦、野菜とピザを作る材料は一揃い。窯まで捨てられてあったものを同級生に直してもらって残るはチーズ。
さすがにこれは学生の手に余るかと思ったら、某先生を脅しすかして、ゴータチーズをゲット。これで完璧。アスパラガスってそんなに足の速い野菜だったのか。知らなかった。
うまいものを食べたら笑うしかないってわかる気がするけど、そこまで行ったことはないなぁ。食べてみたいあのピザ。
後半は夏休み御影の家でバイトすることになった八軒が体験する農家経営のリアルな話。タマコの実家は共同経営の効率的な経営。やっぱりああいう感じでローテしょんでちゃんと役割が決まっているっていうのは労働として考える場合、どこでもある程度目指すべき道なのかなと思います。
八軒君また面白い体験しそうです。第三巻は春先だとか。楽しみです。