軍靴のバルツァー 1
ちょっと立ち読みして面白かったので、ずーっと前から買おうかなーと思っていたのですが機会がなくて買っていませんでした。
軍事大国のパリパリのエリート(しかも平民出身)が左官昇進を機に軍事後進国のバーゼルラントへ赴くことになったところから物語が始まってます。
ついたときには騎馬部隊がちやほやされててよくある光景かと思いきや、案内してくれた砲兵科はドジって市民に当ててしまい、演習無期延期。まぁ確かに大砲飛ばせないなら砲兵科の意味がないですな。
折よく抗議に来た市民と遭遇した主人公。だけどどうもプロ市民(笑)っぽい臭いを嗅ぎつけてみれば後ろで糸を引いている人がいる模様。
しかしプロ市民の事はさておいて、歩兵科の教習を見てみれば、これが非常に古臭い。火縄銃の時代の戦闘方法ときたもんだ。現教官にいちゃもんつけるとそれがなんと第二王子。しかも第二王子の威光をかさにきてなかなか無茶をやっている…と思ったら脳天が中世の国に飛んで行っている第一王子よりはまだましというか、彼なりに思うところがあるのか。
数は重要だけど武器も差がありすぎると戦争にならないよねぇ…。この話、これからどう転がっていくんでしょうか。とりあえず今出ている二巻をそのうちに買いましょう。