三月のライオン8巻
宗谷名人vs桐山決着…といってもこの辺で勝ってしまったり、いい勝負しすぎると話が続かなくなるというものです。不思議ちゃんとしか見えなかった宗谷名人もう耳が聞こえたり、聞こえなかったりという状態が10数年続いているものの、意外と生活できている…?新幹線が台風で進まないとなったときも桐山がある程度世話したら勝手に寝てしまうし。
若い人たちの戦いが終わって今度は年寄りと胃に難がある比較的若手の棋士のやや小さいタイトル戦(棋匠戦)。なんと9年連続でしがみついていて、永世にあと一つと迫っている柳原棋匠。しかも最長老ということもあって知り合いも多く、挑戦者はいつも超アウェイ。
もちろん柳原棋匠もひょうひょうと、というわけもなく、今まで脱落していった多くの仲間たちが勝手に預けたものすごい数のたすきを重く引きずっていて、大変そうな。石にかじりついてもタイトル欲しい二人、激闘の末に…。
慣習として協力されている先崎さんのコラムによると、えてしてこういう熱戦はえてして泥仕合になってしまうけど、だからこそ人間が強く出て、見ている人の魂を打つと…なるほどねぇ。機械だとそうはいかないんでしょうか。果たしてそこまで近づいたら帰って面白そうですが(^^;。
これで桐山はまた何かつかむんでしょうか。