kkamegawaの購入記録

漫画、小説、映画や買ったものの記録をつらつらしていきます。昔は一部技術情報もありました…

乙嫁語り 5巻

にぎやかな双子ちゃんの結婚式話。森先生の絵はいつも精密で綺麗でどのくらい手間がかかっているんだ、と思わされますが、今回は結婚式ということでさらに手間がかかって、美麗です。双子ちゃんはコピペでもしているかのようなそっくり行動は相変わらずです。 結婚式は当人たちのためのものというより、関係者のものじゃないかと思うこともありますが、世界のどこでもあまり変わらないようで(^^;。見知らぬ人でも祝ってくれるなら大歓迎、一週間飲めや歌えの大騒ぎ。そしてそれは披露宴になっても続きまくり。昔ながらの宴会ですね。 花嫁二人は置物のようにじっとしてろということで、まったく飲み食いできず、ってのも日本と同じ(^^;。 しかしそんなところでも商魂たくましい花婿二人の父親とじいちゃんが微笑ましい。羊を値切り、お祝いの皮算用をし…それだけならケチだなーということですが、その分を花婿二人の新しい船の代金に廻したんですかね。使いどころをわきまえていてさすがです。 東南アジアでは羊くらいさばけて一人前、必然性もあるから当然のこと。そして、必然性がないから当然さばけない西洋人のスミスさんの評価はダダ下がりなのも価値観の違いで面白い。 結婚式が終われば家族との縁も薄くなってしまうことに気づいて泣きじゃくる双子ちゃん。これが結婚というものなんでしょうね。 結婚式に全力投球した後は幕間劇のような読み切りのお話。久しぶりにアミルさんの登場で相変わらず凛々しいですね。大おばあさんの隠れた特技にはびっくり! 本当はこれ電子書籍で読みたかったけど、いつになるんでしょうね…。まぁ、出たら買いますか。