kkamegawaの購入記録

漫画、小説、映画や買ったものの記録をつらつらしていきます。昔は一部技術情報もありました…

ダンジョン飯1巻

ダンジョンに潜って一獲千金を求めるパーティ、しかしそこに番人(?)のドラゴンがいて、最愛の妹が身代りにドラゴンに食べられた。救出しようにも這う這うの体で逃げ出したので、食料も財産もほとんど洞窟の中。頼りのメンバーのうち二人は退職届を出して去ってしまう。 ドラゴンの章かは遅い(コマ切れまでなら何とか復活できるらしい)ので、妹を救出しようと考える残りの三人。装備を整えようにも、先立つものがない。みんなの装備を売却して安いものに買い替え、装備を整えるか、二人の装備を売却して、一人だけで行くか。空腹だとろくな考えが出ないので、何か食べよう、というところでリーダーががふと「モンスターって食べられるんだろうか」という素朴な疑問。 残りのメンバーは当然ドン引き。しかしモンスターにも生態系があるんだから、それぞれ食べられるはずだ、ダンジョン内でモンスターを調理したら食糧問題は解決するんじゃないか?という素朴な疑問でドン引きする仲間をよそに再びダンジョン探索。 そこでモンスターをずっと食べ続けているという、同好の士であるドワーフと遭遇して、ドラゴンはどんな味なんだろうということで仲間一人ゲット、罠を料理の火種や材料の切断に使うとか、ちょっとなんなのよそれみたいな使い方をして突き進む御一同。生理的嫌悪感を示していたエルフもだんだんダンジョン飯の魅力に取りつかれていくという第一巻。 いやぁ、面白い。笑い転げるということはないですが、JRPGでは倒すとなぜかお金が出る(一部では経験値かアイテムのみ)モンスターだけど、それを調理する話で漫画にするという発想はなかった気がする。しかも妙にリアリティがあるというかなんというか。 テルマエ・ロマエ以来久しぶりにほんとに日本の漫画の幅は広いなぁと思わされた一冊です。