やっと出た乙嫁語り7巻。今回は少し足を延ばしてペルシャのあたりのお話。このあたりでは妻は四人まで持てる(ただし公平に接し、財産があることが条件)けど、一人しか持たない旦那様(あれ、最後まで名前でなかったような?)と乙嫁アニスのお話。
何不自由ない暮らしだけど、いつも猫と鳥ばかり相手にしていて物足りないなーと思ったところで乳母が女性の社交場、風呂屋に行ったところで運命の出会い。
このあたりには女性同士の夫婦の契りともいう姉妹妻という風習があるそうで、まさに一目ぼれしたアニスがシーリーンにあっという間に申込み。お互いかなり違うところも惹かれあったようで。これでめでたしめでたしかと思うと、シーリーンの旦那様がなくなるという急転直下。
設定上、人が急になくなるのは仕方ないのかと思いつつ、風習と人の生き死をいつもうまく絡めてお話を作られていると思います。
今回はお話の都合上、お風呂やさんがメインだったので、森先生も描きこみできなくてストレスだったようで(笑)。いつも通りこちらもKindleと同時発売されて助かります。
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2015/02/14
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