リアルダンジョンライフ、ダンジョン飯2巻。ドワーフのセンシのダンジョンでの拠点にご案内。いくらダンジョンで自給自足するといっても、やはりたんぱくなどが主成分となり、ビタミンがとりにくい(マンドラゴラなんかもあったけど)。安定的に野菜を得るためにセシンが試みているのはゴーレムを使った耕作。
ゴーレムは土であり、ある程度強いからなまなかな畑荒らしも撃退するし(え?)、水分がほしければ自分で補給するからちょうどいい自律畑になるんだそうだ。でも基本主の命令を聞くだけのゴーレムからどうやって収穫するのかといえば、そこはそれ、セシン自身がゴーレムを作っていたという驚きの設定。
いつもは定期的に取引先と物々交換しているそうだけど、その相手がなんとオーク(さすがに人間でこんなもの好きはいないか…)。しかしそのオークもドワーフと取引とは物好きな。たいていのファンタジーでは反目していそうなんだけど。
オークはライオスの妹を食べたレッドドラゴンに根城を奪われているということで、レッドドラゴンの居場所を聞こうとするも、それはオークの根城を明かすことになるということで、捕まった一同。しかし、そこで手にしたもの一式でパンをはじめとするダンジョン飯を一そろい作ってしまう。本当にどんなトラブルでも気にせずご飯に結び付ける一同(といってもセシンとライオスだけど)だな。
本題が流れる間にもいろいろなトラブルに巻き込まれるご一同。本流の話が1/4,残りがサイドストーリーという感じ。しかし、セシンのダンジョン生態系に一家言ある姿は見ていてだれもが納得す…る?
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ダンジョン飯 2巻<ダンジョン飯> (ビームコミックス(ハルタ))
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