とうとう川本家の父親問題に決着。川本家の元父親はとんでもない嘘つきというか、嘘を吐かないと生きていけないような人だったんですね。そして、嘘の整合性が取れなくても、無理やりとりつくろうんじゃなくて、見捨てると決めた方には「嘘ついている」とあっさり認めるくらいの人。
ちょっとこういう人が本当にいるとは信じられないけど、事実は小説よりも奇なりというし、先生もきっと何らかのモデルを基に作っているんじゃないかなぁと思わざるをえないくらい、話が組み立てられているというか。
川本家の面々ではちょっと難しいかなと思われるけど、そこはそれ一癖も二癖もある(しかも将棋のことでネジがぶっ飛んでいる)大人の中でもまれた桐山はそんなことものともしない。とうとう言いくるめて、しかもひなたと結婚の約束までして、桐山が一番ぶっ飛んでいるんじゃないかと思われる対応をして、川本家のピンチを華麗に救う。
将棋の話は添え物程度(もともとそういう感じだったけど)の感が強くなり、本当に人間ドラマですが、これ話をどこに落とし込むんだろう…。なんかそろそろ終わり?みたいな話も耳にしましたが、ダラダラ続けるものものでもないし、スパッと終わらせて10年後とかの話になるのかなーそれはそれでも非常に楽しみですね。次が早く出ないかな。

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