狼の口と呼ばれた砦を開放して、ハプスブルク家の支配からの脱出に光明が見えはじめた森林同盟軍。しかし、戦上手として知られた公弟レオポルドがとうとう軍を率いてやってきた。
森林同盟軍は農民主体とはいえ、士気は高い、落とすのが難しいと思われた砦も多大な犠牲を払い、何とか落とし、ますます意気上がる。しかし戦上手なレオポルドは無駄な攻めをせず、巨大な投石器を用い、城壁をことごとく崩した後、絶対的な戦力である騎士を投入し、苦労して奪った砦をあっという間に陥落させる。
貴重な戦力を割いて挟み撃ちにしようとしたところ、レオポルドが予想を上回る速度で攻略してしまったため、戦略は不発。レオポルドは多少劣勢に傾いた流れを戻せるんでしょうかね。しかし、下々のものに直接声をかけず、側近が見事に意をくんで下達しているしているシーンは貴族階級をよく表していて面白いですね。
それはともかく、最後の引きで出てきたヴァルターの活動は実を結ぶでしょうか。

狼の口 ヴォルフスムント 7巻<狼の口 ヴォルフスムント> (ビームコミックス(ハルタ))
- 作者: 久慈光久
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