kkamegawaの購入記録

漫画、小説、映画や買ったものの記録をつらつらしていきます。昔は一部技術情報もありました…

コウノドリ 13巻

下屋先生が救急に行ってしまって戦力ダウンのところ、サクラと四宮の後輩にあたる女性の産婦人科医の倉崎先生。旦那の新生児科医が浮気したことと、自身のキャリアが妊娠で失われるのかということに気付いて離婚に踏み切ったと。確かに医師免許とって数年でキャリアクローズすると今までの費用とかと全然合わないと思っても無理ないかも。

シングルマザーとして生きていく医者はなかなかきつい。しかし、妊婦さんには女性の医者じゃないと嫌だという層も一定数いて(まぁしょうがない)、根強い需要がある範囲。

サクラと四宮は文字通り身を削って(注射針を刺す練習台になって)倉崎の世話をしていたので、それなりに思い入れてもある模様。四宮が「なんで今日会ったばかりの後輩産婦人科医に18Gなんていうぶっとい針を刺されなきゃならないんだ」とブチ切れてましたが、18Gって相当いたいんですね…。

ameblo.jp

18 16 14となると、もう麻酔なしでは意識のある人に刺すのがためらわれるほどの痛みです

って(^^;そりゃぁ練習台にされるほうはブチ切れる。最後には旦那のことも吹っ切ってめでたしめでたし?のようですが、倉崎先生、どうなるんでしょうね。

もう一つは子宮がんについて。子宮がんは40歳以上の人がなるものかと思いきや、実は2-30台でも意外とかかるものらしい。そして、現代では早期発見によりかなり完治が期待できるがんの一つでもあると。そしてサクラ自身も母親が子宮がんで亡くしているため、どうしても平静でいられず、患者に若干入れ込んでしまう。

胎児がおなかの中にいる期間が長ければ長いほど、出産後のリスクは減る。35週以降であればほぼ大丈夫だけど、ぎりぎり出産が可能になる25週とかだとその後の新生児としての成長はいろんなリスクがあり、かなり大変。もちろん母体のがんの治療は反比例して難しくなるし、最悪次の妊娠もできなくなる。

いろいろ難しい話です。感情移入しまくり。

コウノドリ(13) (モーニング KC)

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コウノドリ(13) (モーニングコミックス)

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