ギャグとアイヌの歴史とグルメとミステリーが程よく25%ずつミックスされた本作も元気に続いていますね。今回は北海道の競馬とそれにまつわる八百長、さらにはそこから刺青人皮につながるという話の転がり方です。
白石がすってしまったお金と爆弾を補給するために怪しげな占い師のインカラマッのご託宣を受け、すっかり小金持ちになってしまった白石。この占いで大金持ちになればアシリパを見捨てるんじゃないかという不安も杉元には全くなし。杉元って、第七師団や追手とは遠慮容赦なく戦うのに、流れ着いたアザラシやキツネをアシリパに一撃で仕留めるように要望するとか小心なんだかなんだかよくわからないw。
ヒグマに襲われるものの、八百長を失敗させて、逆恨みを買ったヤクザの親分たちと共同してヒグマを撃退。これで親戚から取り上げられたアザラシの皮でできた結婚衣装も無事戻ってきそうですね。
最後の杉元のセリフ「よし皮をはぐか」で7巻が締められているのがシュールというかなんというか。

ゴールデンカムイ 7 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 野田サトル
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/05/19
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る

- 作者: 野田サトル
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/04/19
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (5件) を見る