フニシアの立ち聞きによりこのクラスの修学旅行は意図的に計画され、暗殺者自身もまとめて殺す段取りということが分かって衝撃の一同。確かに暗殺者自身が自分の身の安全を考えない宇宙空間であれば、取れる手段は結構広がりそう。
そしてそのことを一堂に告げたタイミングで、運よく(悪く?)外壁破損。単に偶然で隕石群がぶつかっただけのようだけど、一同の肝を冷やすには十分。そして、ぎりぎりで回避。
到着した第二の惑星はちょっと変わった生態系の星。水はサボテンのような植物に蓄えられていて、それを運ぶとなると結構な重労働。しかし、動物はフレンドリー。通常は肉食動物が生態系の頂点になっているが、この星では、キノコ(と思われるポールツリー)が頂点で、たびたび毒胞子をまき散らし、根元には解毒剤となる植物を置いている、というなんともすごい生態系。
動物は本能で解毒剤を知っているが、たどり着けなければ死あるのみ。倒れた動物はポールツリーの栄養となり、見事に生態系が循環すると。なかなか考えられています。
メンバーも引っかかり、生死の境をさまよったが、カナタの決死の採取により一同復帰。そして地味で何も取り柄がない大きいだけと思われていたユンファが実は超有名歌手の娘で、自身も歌がうまい(が、親に制限されている)。そして生死の境目をさまよう一同はユンファの歌に救われ、ポールツリーがおいしい食材であり、水問題も地下水脈を発見し、一挙解決。そしてユンファは自分の殻を一つ破ってちょっぴり成長。
地味で何も取り柄がないと思われていたユンファにもちゃんと役目があって、それぞれ成長していくのはなんとも少年漫画らしいですね。続きも楽しみです。

- 作者: 篠原健太
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