ある日突然謎の現象で人類がほぼ石化してしまって、3700年。なぜか復活した大樹と千空が文明を一から作り上げる…という大雑把なお話。
でも、千空の科学知識は大したもので、地に足がついたというか、石器時代のものだけでちゃんと現代に通じるものを作り上げる、そしてなんといってもあきらめないのはすごい。ああいうのが科学者なんでしょうかね。
「科学でもわからないことがある」ではなくて、「わからない現象にルールを見つける地道な努力が科学」とはよく言ったもので。
しかし、知力だけでは生活基盤作るだけでいっぱいいっぱい。体力バカの大樹も復活して、はかどるはかどる。しかし、体力はあるものの、争いごとはしない、ということもあってライオンに襲われたとき仕方なく復活させた「高校生最強の霊長類」獅子王司。
科学の力で文明を起こす、もれなく全員助けるということにこの上ない興味と興奮を抱く千空、単純素直な大樹と違って、司は素直な子供たちだけで世界を作ろうとしているのが決定的に違う点。ここで復活液を隠しておきたい千空だけど、考え無しの大樹がばらしてしまって、さて、どうする?
この三人(杠を入れれば四人)で科学文明に戻ることができるんでしょうかね。

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