kkamegawaの購入記録

漫画、小説、映画や買ったものの記録をつらつらしていきます。昔は一部技術情報もありました…

コウノドリ 19巻

出産は病気ではないとつい思ってしまうけど、リスクはあるわけで、今回もそんなお話。妊婦さんが出産時の出血ショックで産後急にお亡くなりになってしまうところからスタート。

2−3万例に一回という確率的には珍しいものの、予見もリスク管理もほぼ不可能ということだけど、対象となる家族にとってはそんなこと関係なく、自分の症例が全て。そして、そんな話はペルソナ病院スタッフの知り合いにも襲いかかる。助産師の小松さんの同期の助産師が40超えて自然妊娠。

それだけでもリスク山盛りだけど、助産師にあるまじき体重増加傾向。最終的には辻褄あわせたものの、冒頭の例にもあった出産時の大量出血が発生したものの、こちらはなんとか死の淵から復活。お話的にはいい話、で終わるんだけど、もしこれが自分の身に降りかかったらと考えるとかなり怖い。

そしてそういう例は慣れた頃のベテランになりかけた新生児医にも襲いかかる。早産して、NICUに入っている赤ちゃんの血中酸素濃度が上がらない。いつもなら一酸化炭素であっという間に…と思いきや、実は診断が間違っていたものの、自分の考えが正しいと思い込んでいる医者はスタッフの声にも耳を貸さない。

なんとか助かったけど、自分の未熟をやっと思い知って、また一人ペルソナから大学病院に戻り、勉強し直す決心。人それぞれだけど、やはりあるタイミングでどう進むか考えるものですね。

コウノドリ(19) (モーニングコミックス)

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コウノドリ(19) (モーニング KC)

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