なかなか女性作家と(酪農家以外には)気づかれない荒川先生の自画像。私も牛だから男なんだろうと長いこと思っていたんですよ。
ところが、先生曰くホルスタインは乳牛(雌)以外いないから(雄は遺伝的なエリート牛以外自動的に肉)、自動的に女性だとわかるだろう、という「そんなの酪農家以外分かんねーよ」という常識の違いを見せつけられました。
新書館の経費で小●館の取材に行くとは鬼畜すぎます、荒川先生(笑)。
ちょっとは盛っている話なんだろうなと思うけど、ほぼそのままって、漫画じゃなく目の当たりにしてもやっぱり信じられなさそうですが、フィクションだろうがノンフィクションだろうが、電車の中で読むには危険すぎる(笑いが堪えられなくて周りにきみわるがられる)こと請け合いのあいかわらずの百姓貴族。
農業高校の競技会みたいなものあったんですね。各県持ち回りとのことだけど、決して農業には向いてなさそうな(今年の大阪とか)ところもあるのに、と思ったら、やっぱり地域によってはない競技があるんだそうで。そりゃそうだよな。
とにかく非常に面白い。実家で農作業の手伝いはするものの、ここまで大規模なものではないので(でも嫌気がさす)、彼らの常識がわからないところも多いですが、そのギャップがまた楽しい。
6巻も楽しみです。

- 作者: 荒川弘
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