11巻の最初でふらふらになったセスタスのシーンにつながる12巻。
セスタスは自分の身は自分で買い戻すとサビーナの誘いを断る。怒り、家の拳奴エムデンにセスタスを倒せと厳命するサビーナ。
サビーナにあこがれるエムデンは封じ手としていた断頭(ボクシングで言うところの反則技ラビット・パンチ。延髄を殴る)を使い殴り倒した...ここで11巻の巻頭の話につながり、勝負が本格化します。エムデンに断頭を食らったセスタスだが、非力な彼が特訓していた技もまた断頭だった。逆転はできるのか?
エムデン戦決着。12巻ですが、セスタスの成長と謎が謎を呼んでいます。古代ローマ時代だけれど、人間の考え方なんかはどうも現代人くささが抜けないようにみえるけど、まぁそういうものと割り切って。
aisbn:4592143728拳闘暗黒伝セスタス 12 (12)