テルマエ・ロマエ一巻
一巻が出たときから立ち読みで試し読みの範囲で読んで、買おうかなぁと思っていたんですが、買い損ねてしまったらあれよあれよという間に有名になって、実写映画にアニメまで。
歴史上これほどお風呂が好きなのは古代ローマ人と日本人だけっぽいそうで。かつての古代ローマ人が現代の日本のおふろにはいったらどうなるだろうというシミュレーションが笑わせてくれます。
銭湯、露天風呂、個人宅のお風呂、湯治などなど。作者はポルトガル在住で編集部とはSkype+FAXでの打ち合わせだそうで。一度テレビで見ました。そしてそんなポルトガルだから一層お風呂の郷愁が原稿にこもっている気がします。ポルトガルでお風呂作ろうとすると床が抜けるからやめてとか言われたと書かれてちょっとびっくり。
お風呂もこうしてまっさらな目で見ると面白いです。仕事にうつつを抜かして(でも気にはしていたらしい)、奥さんに逃げられたルシウス。でも皇帝のお仕事なのに名誉だからとかなかったんですかね?