本編では悟がこんこんと眠っていた間、クラスメイトや関係者たちがいろんな思いをして過ごしていたようですが、その間を埋める短編集という感じですね。
悟が眠りについている間、毎日のようにお見舞いに来ていたけど、お母さんが心苦しく思って、誰にも告げず転院したこと。悟の意思を継ぎ、弁護士…ではない法律の道を歩み、探偵の手伝いをすることになった謙也。
愛梨が写真家を目指し、挫折しかけるも区切りをつけて、橋の下に行く直前で9巻のラスト。うまく締めた感じですね。別に読まなくてはならない、ということはない9巻だけど、読んだらちょっとした空虚なところがうまく埋まるという感じですかね。
僕だけがいない街(9)<僕だけがいない街> (角川コミックス・エース)
- 作者: 三部けい
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2017/02/04
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