レディになったクリスティが光の表側とすれば、モリアーティ教授は裏。表と裏で利害は一致しなさそうなのに、大局的に見れば目的は一緒、ということで今回も共闘する第四巻。
やはり新し物好きのクリスティは発売されたばかりの自動車乗り回しますか…そしてそれがちゃんと伏線になっていると。
双子の美少女が国から命からがら逃げだしてきてクリスティ不在のクリスティ家に囲われるところからお話の始まり。元メイド長と結婚したデクスター氏が双子を襲ってきたと思われる謎の一団に傷を負わされて、一気にきな臭くなるクリスティ家。
諸外国というか、日本でも割とそんな感じでしたが、権力争いに負けた一家の男は処刑、ってことから暗殺除けや病気から退けるために女の子のかっこをさせておくってことはよくあったそうですが、これもその関係で、美少女の双子に見えて、じつは双子の男の子。
国家間の騒動はきな臭いですな。
最後はモリアーティ教授の後継者と目される女の子と、デクスターの娘で将来史上初の女性捜査官となる予定の女の子の邂逅。こちらが第三部…となるんですかね?
クリスティ・ロンドンマッシブ 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
- 作者: 新谷かおる
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2015/02/23
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (3件) を見る
- 作者: 新谷かおる
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2015/03/23
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る