出ていたの全然気づかなかった…。そんなわけでやっとセスタス第二シリーズも6巻。今回で一回戦の闘士が全員出場して、二回戦出場者が出そろいます。一回戦誰が勝ち抜くのかと思ったけど、やはり順当というか、出場者を際立たせる感じの話でしたね。
ムタンガとアブデロス戦は素質だけでやってきた犯罪者上がりの拳奴には心技体を鍛えぬいた狩人には手も足も出ず。しかもそんな相手がセスタスの次の相手。終始獲物から目を離さないくらいの慎重で、かつセスタスにはない遠間からのストレートもある。攻略は難しそうだが、相手の攻撃がうまくいっているときにこそ勝機はあるというザファルの教え。セスタスにはザファルがいるけど、ムタンガにはいない。そこが差になりそうでしょうか。
最後はご当地シラクサ出身のアドニスと属州アジア…と書かれているけど、感じからするとトルコあたり?の三代続く武芸師範ニコラウス。これも相手が悪かった。どちらも自分大好きわがまま人間同士の同類忌み嫌うってやつで、アドニスはその神速を生かした破格の攻めで相手に大恥かかせて圧倒。普段から傲慢な人間ほど無様に転ぶとは仕えていた奴隷頭(?)の感想だけど、奴隷なりに人生経験積めば学ぶところもあるんですね。
最後にアドニスのちょっぴり苦手なお姉さんも出てきたけど、今後かかわっていくんでしょうかね?7巻はまた一年後かなー?

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