トルフィンの育ちの良さが原因で思わぬ風に話が転がりだしてきた。
ヨーム戦士団の団長が急死して、後継者を指名していなかったものだから跡目争いが勃発。サイコロ頭のフローキは血統的に問題ない自分の孫を団長に推薦したいが、まだ10歳でダメ(18歳以上)。じゃあ自分は?といえば、これまた今年フローキは定年となる50歳以上は立候補できないという理由でダメ。
トルケルはここでふと気づく。トルフィンの母親は二代目団長の娘。父親はヨーム最強と言われた戦士。血統的にも年齢的にもこれ以上ない感じ。そこに触れるトルケルが乙女チックでかわ…いくない。
孫可愛さのフローキはトルフィンを亡き者にする決意を固め、トルフィンは全くその気がないものの降りかかる火の粉は払わなければならない、がいかにも多勢に無勢…と思いきや、圧倒的なトルフィンの戦闘力。素手でもヨーム戦士団をものともしない。ヒルデさんの支援もあり、あっという間に殲滅。最後は部隊長とおつきの二人…と思いきや、おつきの二人は実はシグヴァルディ大隊の手下で、フローキとは仲たがいしている模様。
承認として生きていく決心のトルフィンだけど、狼が羊の皮をかぶっても生きていけない、という彼らの忠告は本当かどうか。そういえば、エリア88でも同じようなセリフが出てきましたね。

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