SKET DANCEを長期連載されていた篠原先生の作品。連載はオンラインのジャンプ+で行われていて、毎週土曜日の密かな楽しみの一つです。SKET DANCEのときは連載読めばいいかなーというくらいでしたけど、こちらは話が割と好みだったので、購入。
未来の高校では林間学校のように、高校生だけでとある惑星で数日間過ごす、という課題があり、今回はそこに集ったメンバーの他にプラスの課題として小さい子供の面倒を見る、ということで参加者の一人の妹(ただし血縁はない)も追加した9人で過ごすことに。しかしこのメンバーが皆一癖も二癖もありそうなほんとに高校生かと思うような子どもたちばかり。
惑星に到着して、キャンプ地を目指しているところに謎の球体。逃げようとするも追いつかれて、飛ばされた先は宇宙空間。機転を利かせてカナタがヘルメット被ってなかったら即死状態というなんともスリリング。幸いなことに出た先には宇宙船があり、一瞬希望がつながったかとおもいきや、食料や水は3日分しかない上に、元の場所から5000光年ほども離れたところ。
どうやって戻るのか絶望しかけた時、「三日以内に行けるところで食料と水を補給して、そこから先は船の搭載いっぱいの水と食料を補給して元の場所に戻る」という案が提案され、飛び石のように綱渡りの航路が一本だけ。僅かな望みを繋いで最初の惑星に降り立つものの、見たこともない生態系に戸惑うカナタたち。
IQ200の天才ザック、小さい時に遭難して一週間サバイバルを生き残ったカナタ、映像記憶能力があるアリエス他みんな何らかの特技なり、影なりがありそう。
しかし、宇宙船の通信機が意図的に壊されていたことをカナタだけに伝えるザック。一巻の最後で十五少年漂流記のようなサバイバルものかと思っていたのに、一気にミステリーっぽい要素まで入ってきて、次がとても楽しみです。

- 作者: 篠原健太
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- 発売日: 2016/07/04
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