一つのけじめと、過去の謎を解き明かし始める21巻ですね。
巨人のボスからの投石攻撃を受けて瀕死の重傷を負ったエルヴィン団長と超大型巨人のライナーを倒すために犠牲になったアルミン。どちらもほっとけば死ぬ状態で、生かす手段としては巨人化の注射をしたうえで、ライナーを食わせて、巨人の能力を得る。
過去から兵団を率いてきたエルヴィンか、未来の方針をいくつも立案してきたアルミンか。この前振りとして、ハンジが管理していたベルトルトを逃がしてしまうというのがハンジの選択だ、というシーンが象徴的ですね。
結局リヴァイは「これ以上エルヴィンを地獄に生かしておけない」ということでアルミンを生かす選択したわけですが、これがどうなるんでしょう。巨人の能力をもらったアルミンの今後は?
で、エレンの家の地下に入り、父親の書籍をのぞき見するところでお話が過去に戻り、過去編スタート。世界の謎が出てくるんでしょう。大方の予想通りというか、やはり世界は別にあって、しかも巨人の力だけではなく、軍事力もあったと。エレンたちは過去の巨人の力を使って横暴をふるった人たちの子孫で、今のウォールxxの中に引っ込んでいる状態。
世界は広大だけど、ウォールxxの中にある石炭資源がほしい壁の外の人類は戦争を仕掛けようとしているけど、壁の中の人たちの王家の生き残りも壁の外にいて、それがエレンたちの先祖になるんですかね。
ここからどうやって話が転がっていくのか、1-2巻くらい使って書かれるんでしょうか。
- 作者: 諫山創
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