メトロポリマン同士…ではなく、天使に力を分け与えられたもの同士のサバイバルの幕開けとなる第2巻。司法試験に落ちて、死ぬしかないと意気投合した二人に一級天使がついた明らかにやられそうな二人。しかし、メトロポリマンがサバイバルを宣言したものだから殺られる前に殺れ、と言わんばかりにメトロポリマンの挑発に乗って(しかしそれなりの準備をして)臨んだものの、やっぱり脇役っぽくやられてしまう。
人間は赤い矢を刺さなくてもお金である程度(特に今回のような代役程度なら)いうこと聞く、ということを悟りきっていた元祖メトロポリマンの中身が一枚上手。しかし小さい子まで手にかけたということで、好感度ダダ下がり。中身が知られないってことで気にしていないのか。それでも躊躇なくやれるってすごいな。
同じ特級天使がついている明日君は逆に親の言いつけに従って、「相手を憎む」ということがトラウマレベルでダメという人間。同じ高校生でも違うもんです。しかし殺る気にならないとすぐにもやられてしまいそう。
後味の悪さにメトロポリマン虐殺ショーから逃げ帰った二人だけど、今回の件でメトロポリマンは羽と矢を3セットゲットしているので、少なくとも仲間を最低3人はゲットしないといけない明日君たち。そこに現れたのは「自分も天使着きだからとりあえず赤い矢を刺せ」と言っている謎の男。さてこいつの登場で勢力図は少しマシになることやら?
- 作者: 大場つぐみ,小畑健
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