夏之助のゆるゆる復帰プラン進行中。極端に間隔をあけられた登板の相手は同じベテラン中継ぎ投手で、シンパシーを感じている瀬戸内番長こと、原武。彼も瀬戸際に追い込まれていて、今年には引退、来年には芸能界!ともくろんでいるが、そんなに甘くない。
年に一度は存在感を見せてほしい、というマネージメントサイドの要請にこたえる形で夏之助との対戦の場を盛り上げて、引退発表、本拠地で引退試合までやってもらうはずが…泥仕合の様相を呈してくる。
仲良く毎回一点ずつ取られ、責任回数終わる前には5-5。さすがにこれは勝ち星つかずだろうと思いきや、相手のエラーで転がり込んだ2勝目。原武の引退宣言もおじゃんになり、今後彼はどうなるんでしょうね?大金かけて家族を東京の試合まで呼び寄せたのに…ご愁傷様。
夏之助の試合勘がない、ということで三戦目はホームランが出やすい本拠地ではなく、アウェーになるけど、出にくい名古屋のドームを選択。そこで相手になるのはスパイダース同期入団の親友アキラ。お互いチームを変えたことでいろいろ代わり、アキラは堂々たるエース。
しかし、億を超えた選手の年俸は勝ち負け貯金しか見ない、というワンマンになってしまった北王子監督の方針により、ハーラートップではあるものの、防御率は規定回数の投手の中で最悪という、ちょっと珍しい状態。投手の本能として防御率は気になるもの。さらに中5日でまわされると回復しづらいということで、勝負を順番に繰り返し、今回の夏之助との対戦は負ける番。
しかも負け方が最悪。モップスにばかすか打たれ、完全に自滅で夏之助は楽勝で3勝目。規定回数に達していないものの、防御率は極端に悪いが、勝ち星は想定以上に稼いでいるので首脳陣も疑問符だらけ。
そんな夏之助はもてあまされているんではないか?とパープルシャドウズのフロントスタッフが首脳陣との折り合い悪く、もてあましている高年俸選手をトレードに出せないか?というところで話が転がりだす。ここで夏之助はトレードに出されるんでしょうかね?
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