ルーキーに開幕マウンドという重責を与えたものの、打線も奮起して上手く回る。日本にまだ慣れていない抑えのリューチェルのために、モップスのピッチングコーチは点差が開いたここで慣れさせてやりたいと思うものの、次世代のスターを作る、という監督方針で新人が先発完投。本人もモチベーションになったし、球界の盟主の生え抜き新人ということで、メディアの取り上げ方も上々。
逆に、凡田の先発転向第1戦は予想通りの6回までに3失点してもいいやというピッチング。計算できるピッチングだけど、緊張しぃのリューチェルにはよくない。凡田には勝ち星がつかず、リューチェルに行ってしまう。しかも一回だけならまだしも、3回連続…これはきつい。
そして、名古屋のビジターでの登板だけど、これが初回に大量六点ももらったこともあって、スイスイ進む。というか、ノーヒットノーラン状態。さすがにこれで6回で降板はできないかと思うものの、ランナーをどんどん出すという、暗雲立ち込める7回でやっぱり諦め。凡田も「そういうピッチャーだ」と半ば諦めてリューチェルに繋ぐ。
リューチェルにまた星が行くのか?と思いきや、さすがに六点もあったらプレッシャーなしで順当に凡田に勝ち星。これで変わるんでしょうかね?
最後はセカンドキャリアについて。オトワラジオのアナウンサーもフリーになり、解説者のトクさんも「現場に戻りたい」と思うようにもなり。そんな中、銀座におしゃれな蕎麦屋を出して、セカンドキャリアを成功させている元サラリーマンに出会い、その秘訣を聞く。野球の現場、特にスタッフともなれば、政権によって採用期間は短くなりがち、オトワラジオ解説者をうっちゃってやるにはリスキーだから別の収入が欲しい、というのはわからないでもない。
この辺はどうも個人的にも身につまされる話です。コナかけておいたらトクさんにも「今度飯食いに行こう」という首脳陣からのお誘い。さて、トクさんは現場に戻れるんでしょうかね?
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