篠原先生の彼方のアストラももう最終巻。というか、これちょっと長くなったんですよね。電子版で読んだから気にならなかったけど、物理本だと少し分厚い?
カナタは刺客のヒントをつかんだようで、アリエスのところに押しかけて、何らかの革新をつかんだ模様。そんな時に現れるワームホール。そして、一計を案じて、犯人を罠にかけることにする。
シャルスとザックに頼んでひっかけるのはウルガー。あれ?とか思ったけど、やっぱりそれは別のメンバーをひっかけるための芝居だったと。
そこで明かされる彼がなぜ刺客になったのかという秘密。ばれたからには死ぬつもりで放ったワームホールが彼方の決死の阻止により改心して…なんとも少年漫画らしいですね。
そこで刺客が持っていた世界の秘密とともに明らかになるポリ姉の実年齢(笑)。突拍子もないことだったけど、うーん、ギリありか。
一行は無事到着、クローン製造にかかわった親一党は残らず逮捕、パーティは新しい戸籍を得て、そしてそれぞれの新しい道と名声を得たようで。
最後はカナタは印税でぼろもうけしたお金でアストラ号を買い戻し(よく7年も維持されていたもので)、新しい探検に行くという後味すっきり。
篠原先生のあとがきにも書かれていましたけど、新しい挑戦ということだったけど、作風を損なわず、新しい味の作品になっているかととても気に入った作品の一つです。
5巻とそろえやすいのでぜひ読んでみてほしいですね。ジャンプ+ではもう一度無料で読めるようですし。
- 作者: 篠原健太
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/02/02
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