kkamegawaの購入記録

漫画、小説、映画や買ったものの記録をつらつらしていきます。昔は一部技術情報もありました…

フラジャイル 病理医岸京一郎の所見 7巻

窪田プランとは病院の直接のもうけにならない、しかし優秀な病理、放射線診断医をそれぞれ独立させて技術をふるってもらい、病院としてはいまいち儲けにならない病理や放射線診断を外に出してしまおうというプラン。

もちろん何もイベントがなくてはできないので、それぞれ診断ミスとまでは言えないまでも、失策を利用して責任を取って辞めざるを得ないように誘導させるのが窪田の目論見…だけど、そんな風にきれいに踊ってくれる岸先生ではない。

病院内の雑事に煩わされないようになる独立は魅力的だけど、その代わりに事務作業や独立にかかわる作業を全部自分が席にを持たなくてはならないというのが独立の大変なところ。この辺は病院に限らない話ですね。

で、長年呼吸疾患だと思っていたアマチュア劇団の指揮者の本当の原因は心臓だったと。それも引導渡された放射線診断に「ここが怪しいから」と言っていた最初の所見が誤っていて、無心で見ていれば普通に気づくレベルだったと。心臓とわかれば後は進むだけ。そして、一か八かメスを入れれば劇的に改善する可能性があるのが心臓。メスを入れれば確率低いながらも改善する…けど、死んでしまう可能性も結構ある。

そして、手術しなければ確実に10日持つかどうかだけど、月末の娘が指揮する演奏会には出れないということで、患者の望みは娘がしっかりやれることを見届ける。告知を望む患者は多いというけど、いざ聞いたら心変わりするのも人間。この辺りはしょうがないんですかね。

すれっからしになった医者のはざまでいい味出してくる5年生の学生布施嬢。ちょいちょい医師の心に刺さるような正論を吐くところが小気味いい。なんでもこうと決めたら一直線。吹奏楽に一目ぼれ、バスーン(ファゴット)に一目ぼれ、そして今は病理に一目ぼれ。

窪田プランと患者とのはざまで岸先生は今後どう立ち回るんでしょうね。次も楽しみ。

フラジャイル 病理医岸京一郎の所見(7) (アフタヌーンコミックス)

フラジャイル 病理医岸京一郎の所見(7) (アフタヌーンコミックス)

フラジャイル(7) (アフタヌーンKC)

フラジャイル(7) (アフタヌーンKC)

王様の仕立て屋~フィオリ・ディ・ジラソーレ~1巻

連載が続いているけど、シリーズをまた変えたとは気づいていなかった。この単行本が出ることで知った次第。

今回から基本ジラソーレが受けて、どうにもならなくなってオリベに流すという一連の流れになっているんですね。途中経過は省いて完成形になると。もう途中経過のうんちくはやりつくしたのか、入れるよりも完成形でそのあとの話を転がすほうに主眼を置いているのか。

今回のやんごとない方々もそれぞれの事情をもって気張った服を求めるも、やっぱり本人にあった服が一番みたいな話になっているのがまぁ当たり前といえば当たり前な感じ。巻末の単行本おまけマンガでも正解ほしがる人に向けて、「こうやれば大外れはない」みたいな話が面白い。

フルオーダーのスーツいくつか作りましたけど(10数年たっても使ってます)、ちゃんとしたものはいいですよ。そんなにお高いのじゃなくても、作るとやっぱり楽しめます。

話そのものは割とワンパターンになってきたかな…でもわきの人(特にオリベの兄弟子w)のキャラクターが強烈なので、楽しめてます。

王様の仕立て屋 1 ~フィオリ・ディ・ジラソーレ~ (ヤングジャンプコミックス)

王様の仕立て屋 1 ~フィオリ・ディ・ジラソーレ~ (ヤングジャンプコミックス)

背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~7巻

二次予選も大詰め。モスラ、ゴジラ、ガメラ(?)のジュニア部門トップ3が同じ第一ヒートで争うことになり、つられて見失うその他大勢の参加者。そんななか、経験者のめぐちゃんは冷静に咲本組につられることなく自分たちのダンスをしようと提案、何とか二次を通りたかったものの…残念。通らないものの「プロのアイドル」としての心構えをアイドル業先輩のぞのきゅんから教えられるところは世界が違っても通じるものがあるいい描写ですね。

こうやって人それぞれ、悩みありながらも成長していくのが高校生らしくていいですね(登場人物のスタイルは高校生離れしているけど)。悩みといえばトップの咲本組にどうしても勝てない土井垣、リオコンビ。ダンスは確かに印象のスポーツで長年順位付けしていると見るほうもそう思ってしまうことで思い切った起死回生のダンス。

今回は本当に大ゴマが多くて見栄えがいい絵が多いですね。特にトップ三組と主人公のつちわたコンビにはちゃんと見開きで見栄えのするところが多くて、この辺よく毎週続くなと思ったものです。反面、ぞのきゅんたちはピクチャーポーズが出るも、見開きにならないのがやはりここまでカーという感じでしたね。

最後にはみんな忘れていたつちわたブーストも飛び出して、咲本コンビですら面食らう展開。このままの勢いで二次予選を…と思ったけど、そうは問屋が卸さない感じですね。最初は一次、今回二次。来年進級してこれ以上の結果を出せるんでしょうかね。悔しさをばねに踏ん張れるか男の子。

さて、次の準決勝の行方は?

背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 7 (ジャンプコミックス)

背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 7 (ジャンプコミックス)

背すじをピン!と?鹿高競技ダンス部へようこそ? 7 (ジャンプコミックスDIGITAL)

背すじをピン!と?鹿高競技ダンス部へようこそ? 7 (ジャンプコミックスDIGITAL)

3月のライオン 12巻

前回までの川本家の超重い話が何とか解決して、今回は割とのほほんとした感じの話。話が進んだような、そうでもないような。桐山というよりも、サブキャラメインで進んだ感じですね。なんといっても面白かったのは藤本棋竜のドタバタ家族生活と桐山と滑川戦。

藤本棋竜は家庭を顧みない感じというか、水商売の女性の営業トークを真に受けて金づるになっている感じ。しかし、奥さんはちゃんとそういう事情を見切って、ちゃんと正面から向き合うところが芯の強い女傑という感じですね。

川本家の夏祭り商売。今年も白玉団子をベースにいろいろ考え、ちゃんと商売ができた模様。最後は雨に降られたけど、まさに絵にかいたような絵日記として成り立つ様子がほのぼのしていいですね。

滑川7段と桐山6段の対局は泥沼ともいえるひっかけ、奇襲のオンパレード。桐山もことごとくかわし、最後は桐山の地力が勝った感じ。コラムに先崎9段がこのあたりの奇襲について書かれていましたけど、そういう裏事情が見えるようなコラムも非常にためになって面白いです。川本家の話が決着して、もう終わりそうな感じだったんだけど、まだ続くんですかね。

3月のライオン 12 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 12 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 西尾維新コラボ小説付き特装版 12 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 西尾維新コラボ小説付き特装版 12 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 12 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 12 (ヤングアニマルコミックス)

コウノドリ 15巻

小松さんにもようやく春到来?友人の結婚式に招待されていったところ遭遇したのは有名なピアニスト山下ジョージ。サクラことベイビー以上に著名な模様。そんなペルソナ病院に新しい新生児科医が着任。なんと航空宇宙工学科で飛行機を作っていたけど、子供が新生児科で大変よくしてもらったことをきっかけに、医者へキャリアチェンジしたという変わり種。

医者へのキャリアチェンジってお金もかかりそうなのにすごいな。しかも学生結婚していたようだし。自分の子供がお世話になっていたということもあって、NICUでお世話になっている新生児への思い入れは人一倍。確かに医者にとってはアラームは日常かもしれないけど、見ている親にとっては一秒が一分にも二分にも感じられるのは確かにわかる。

この工藤先生が今後どういう話に絡んでくるんでしょうかね。

コウノドリ(15) (モーニング KC)

コウノドリ(15) (モーニング KC)

コウノドリ(15) (モーニングコミックス)

コウノドリ(15) (モーニングコミックス)

海賊と呼ばれた男 8巻

イランの石油を買うと決断した国岡。当時日本は独立したばかりでまだほかの国と自由に行き来できる状況ではなく、ましてやセブンシスターズ相手に一瞬も油断はできない隠密行動。しかし当時の情報流通だとこんな感じなんですかね。もう今ならあらゆる情報が監視されていて、あっという間にばれそう、という感じですが。

しかし、旅券を別人がとるシーンがあったけど、それはいいのか…。

大変な苦労をしてイランに入国して、中東の切れ者と評判の高い首相と会談開始。しかし、価格は全く折り合わず、タンカーをあっせんすることでなんとかまとまりそうだったけど、実は石油関係の責任者が別にいて、振出しに戻る。しかし、価格が問題なのではなく、騙され続けたあげく、疑心暗鬼になっているところなので、やむなしか。

ようやく交渉がまとまり、指定期間内にタンカーを届けるという契約履行を果たす前にチャーターしたタンカーが政府の圧力により貸せないということになり、急きょ日章丸を派遣することにするも、万が一拿捕されたら破産は免れない状況。さて、どうなることやら?

海賊とよばれた男(8) (イブニングコミックス)

海賊とよばれた男(8) (イブニングコミックス)

海賊とよばれた男(8) (イブニングKC)

海賊とよばれた男(8) (イブニングKC)

グラゼニ~東京ドーム編~ 8巻

夏之助のゆるゆる復帰プラン進行中。極端に間隔をあけられた登板の相手は同じベテラン中継ぎ投手で、シンパシーを感じている瀬戸内番長こと、原武。彼も瀬戸際に追い込まれていて、今年には引退、来年には芸能界!ともくろんでいるが、そんなに甘くない。

年に一度は存在感を見せてほしい、というマネージメントサイドの要請にこたえる形で夏之助との対戦の場を盛り上げて、引退発表、本拠地で引退試合までやってもらうはずが…泥仕合の様相を呈してくる。

仲良く毎回一点ずつ取られ、責任回数終わる前には5-5。さすがにこれは勝ち星つかずだろうと思いきや、相手のエラーで転がり込んだ2勝目。原武の引退宣言もおじゃんになり、今後彼はどうなるんでしょうね?大金かけて家族を東京の試合まで呼び寄せたのに…ご愁傷様。

夏之助の試合勘がない、ということで三戦目はホームランが出やすい本拠地ではなく、アウェーになるけど、出にくい名古屋のドームを選択。そこで相手になるのはスパイダース同期入団の親友アキラ。お互いチームを変えたことでいろいろ代わり、アキラは堂々たるエース。

しかし、億を超えた選手の年俸は勝ち負け貯金しか見ない、というワンマンになってしまった北王子監督の方針により、ハーラートップではあるものの、防御率は規定回数の投手の中で最悪という、ちょっと珍しい状態。投手の本能として防御率は気になるもの。さらに中5日でまわされると回復しづらいということで、勝負を順番に繰り返し、今回の夏之助との対戦は負ける番。

しかも負け方が最悪。モップスにばかすか打たれ、完全に自滅で夏之助は楽勝で3勝目。規定回数に達していないものの、防御率は極端に悪いが、勝ち星は想定以上に稼いでいるので首脳陣も疑問符だらけ。

そんな夏之助はもてあまされているんではないか?とパープルシャドウズのフロントスタッフが首脳陣との折り合い悪く、もてあましている高年俸選手をトレードに出せないか?というところで話が転がりだす。ここで夏之助はトレードに出されるんでしょうかね?

グラゼニ?東京ドーム編?(8) (モーニングコミックス)

グラゼニ?東京ドーム編?(8) (モーニングコミックス)

グラゼニ~東京ドーム編~(8) (モーニング KC)

グラゼニ~東京ドーム編~(8) (モーニング KC)