kkamegawaの購入記録

漫画、小説、映画や買ったものの記録をつらつらしていきます。昔は一部技術情報もありました…

食戟のソーマ 22巻

いよいよ始まる葉山アキラとの決戦。アキラは搦手から研究所を奪われ、維持させせるために薊政権に服従を誓って、その第一の仕事が反逆者たちを不合格にすること。

熊肉の臭みを出さないようにということが第一のハードルのようだけど、ちゃんとした手際でやれば臭みというものが出ることはなく、悪いのは料理人の腕ということだそうで。

で、猟師にクマの生態を教えてもらい、いろいろひらめいたことがある模様。

二人がたどり着いたのは熊のにおいを凝縮させる揚げ物。臭いにおいが凝縮される一品になるか、この上ない一品になるかのさながら、インファイト。肉の扱いではアキラに一日の長があるようだけど、ソースは選抜の時の意趣返しでアキラの手法を取り入れたソーマのメンチカツに料理人の顔を見たと。

対するアキラはこの料理に何を込めてだれのために作っていたのか、見えなくなって、その辺が勝負の差になりそうな感じ。ソーマは負けてよかった、と自分で回想しているけど、こういうのを主人公が述懐しているのも成長タイプの主人公の王道って感じですね。

食戟のソーマ 22 (ジャンプコミックス)

食戟のソーマ 22 (ジャンプコミックス)

食戟のソーマ 22 (ジャンプコミックスDIGITAL)

食戟のソーマ 22 (ジャンプコミックスDIGITAL)

コウノドリ 16巻

今回は帝王切開した妊婦さんが自然分娩するVBAC。ただ、そのリスクは子宮破裂するかどうかというほぼ一点らしい。そしてそのリスクは妊婦さんが丸抱え。結局妊婦さんは帝王切開になったけど、やっぱり出産は家族の協力ないとどうしようもないですね。旦那さんが協力的じゃないから、一人で面倒みなきゃと思って、VBACを選択したけど…旦那さんが心変わりして、めでたしめでたし?

胎動はうれしい反面、なくなると焦りますね。これも子供の状態で千差万別だそうですが。おなかの中で排尿、しゃっくりなんでもするらしいので、それが勘違いの元だそうで。

子宮にできるできもの、子宮筋腫。身近では起きなかったのですが、結構起きるもので、すぐさま命に別状はないというものの、やっぱりなんだこれとか思いますよねぇ…。

妊婦さんの症状は千差万別。本当にいろんな症状が起きるものです。そして、300日ルールとか、女性は離婚後半年は再婚できないとか明治時代に作られた法律(十月十日時代の周産期がなかったころの話)に縛られるというのも大変だな、と(今は法改正されているそうです)。

コウノドリ(16) (モーニングコミックス)

コウノドリ(16) (モーニングコミックス)

コウノドリ(16) (モーニング KC)

コウノドリ(16) (モーニング KC)

ゴールデンカムイ9巻

土方、第七師団、杉元の三つ巴もいい感じに混乱してきましたね。ここで土方と杉本がすっとぼけ白石を鎹に、一時的に手を組んで、第七師団がばらまいている偽物刺青人皮を判別するために偽札作りに長けた犯罪者を捉えようとするものの、肝心の贋作者は死んだという話。

しかし、途中で立ち寄ったアイヌの村に実は生きていて、その村を乗っ取っていた(そして強制的に協力させられていた)一団を救うついでに贋作者もゲット。

しかし、目指す相手は監獄の中ということで忘れられていた脱獄王白石の(あっさりした、しかも理由が馬鹿馬鹿しい)誕生秘話がなんとも意外というか、こいつらしいというか。

アイヌグルメはちょっとおとなしめでしたね。こちらもやや残念?

ゴールデンカムイ 9 (ヤングジャンプコミックス)

ゴールデンカムイ 9 (ヤングジャンプコミックス)

ゴールデンカムイ 9 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

ゴールデンカムイ 9 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

海賊と呼ばれた男 10巻

最後は駆け足みたいな感じでしたが、イランの石油が最後の山場みたいな感じだったから、これできれいな終わり方なんでしょうね。オリンピックとか高度経済成長期の話とかもあってもよさそうな感じでしたが。

イランの石油も購入できて、裁判にも勝ち、民間レベルで友好な関係を結んだと思いきや、敗れたイギリスは裏からイランのクーデターを画策した…のかどうかは知りませんが、輸入に関しては黙認していたアメリカも石油メジャーの思惑で結局当時のモサッデク首相の政権が落とされ、元の木阿弥になった…と思いきや。

起死回生の一手として、メジャーの一つから原油を調達、製油所も稼働を開始して順風満帆一区切りという…加速した流れでした。モデルとなった出光佐三氏の波乱にとんだ人生がドラマチックに書かれいたように思います。

実写映画ももうすぐなんですね。話的に全部できるかな…一応頑張ればできそうな気はする。

海賊とよばれた男(10)<完> (イブニングKC)

海賊とよばれた男(10)<完> (イブニングKC)

海賊とよばれた男(10) (イブニングコミックス)

海賊とよばれた男(10) (イブニングコミックス)

進撃の巨人 21巻

一つのけじめと、過去の謎を解き明かし始める21巻ですね。

巨人のボスからの投石攻撃を受けて瀕死の重傷を負ったエルヴィン団長と超大型巨人のライナーを倒すために犠牲になったアルミン。どちらもほっとけば死ぬ状態で、生かす手段としては巨人化の注射をしたうえで、ライナーを食わせて、巨人の能力を得る。

過去から兵団を率いてきたエルヴィンか、未来の方針をいくつも立案してきたアルミンか。この前振りとして、ハンジが管理していたベルトルトを逃がしてしまうというのがハンジの選択だ、というシーンが象徴的ですね。

結局リヴァイは「これ以上エルヴィンを地獄に生かしておけない」ということでアルミンを生かす選択したわけですが、これがどうなるんでしょう。巨人の能力をもらったアルミンの今後は?

で、エレンの家の地下に入り、父親の書籍をのぞき見するところでお話が過去に戻り、過去編スタート。世界の謎が出てくるんでしょう。大方の予想通りというか、やはり世界は別にあって、しかも巨人の力だけではなく、軍事力もあったと。エレンたちは過去の巨人の力を使って横暴をふるった人たちの子孫で、今のウォールxxの中に引っ込んでいる状態。

世界は広大だけど、ウォールxxの中にある石炭資源がほしい壁の外の人類は戦争を仕掛けようとしているけど、壁の中の人たちの王家の生き残りも壁の外にいて、それがエレンたちの先祖になるんですかね。

ここからどうやって話が転がっていくのか、1-2巻くらい使って書かれるんでしょうか。

進撃の巨人(21) (週刊少年マガジンコミックス)

進撃の巨人(21) (週刊少年マガジンコミックス)

進撃の巨人(21) (講談社コミックス)

進撃の巨人(21) (講談社コミックス)

ギャラリーフェイク 33巻

フジタ is Back!

32巻が2005年に出て、東日本大震災のチャリティー企画という番外はあったものの、不定期連載を経て、フジタが戻ってきましたね。変わらないスタイルは10年たっても変わらない。

インチキ画商として後ろ暗いビジネスに片足を染めつつ、美の奉仕者として、そして時事問題を織り交ぜつつ話を転がすさまはいつも通り。アートテロの話は身につまされる…という経験はないけど、非常に面白かったです。

できれば今後も2-3年程度で一冊出てほしいですね。

ギャラリーフェイク(33) (ビッグコミックス)

ギャラリーフェイク(33) (ビッグコミックス)

ギャラリーフェイク 33 (ビッグコミックス)

ギャラリーフェイク 33 (ビッグコミックス)

乙嫁語り9巻

パリヤさんのお見合い話もほんのり進展して、いい感じでまとまりそうですという9巻でしたね。

人との接し方がよくわからないパリヤさん。そんな中でも数少ないお友達のアミルとカモーラさん。アミルはともかく、カモーラさんはお互い自分にないものに惹かれてお友達になったのが前回の話。

カモーラさんのお友達と一緒に井戸端会議ならぬ、自分の花嫁衣装を作るパリヤさん。パン作りは上手いのに、同じような?細かい作業の針仕事は絶望的に苦手。練習するからある程度はできるんだろうけど、それでもやはりうまい下手があるわけでw。

カモーラさんのお友達でもやはり得意ではない人はいて、そういう人のコツとしては「おしゃべりして、手のことを忘れる」ってw。

パリヤさんは許嫁(になる)ウマルとの距離を縮めたいものの、なかなかうまくいかないけど、ふとしたことで泊まり旅行に行くことになってしまい、お互い急接近。いや、なんとめでたいことで。

途中でスミスさんは盗賊に襲われて、ラクダとか荷物を一式奪われてしまって一歩(以上)戻り。先は長そうですね。次の10巻が出るのも長そうですが、森先生待ってます。

乙嫁語り 9巻 (ビームコミックス)

乙嫁語り 9巻 (ビームコミックス)

乙嫁語り 9巻<乙嫁語り> (ビームコミックス(ハルタ))

乙嫁語り 9巻<乙嫁語り> (ビームコミックス(ハルタ))